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『Symphony Sounds Record 2018 ~from 2003 to 2017~』が発売されます

 タイトルの通り。コミックマーケット94でPCゲームソングコンピレーションアルバム『Symphony Sounds Record 2018 ~from 2003 to 2017~』が発売されます。

 数週間前から一部で話題になっていて、収録楽曲の予想キャンペーンなどで盛り上がっていた今作。僕も特に呟きはしませんでしたが予想してみたところ5曲しか当たりませんでした。難しいね。

 色々な意見を目にしますが、某コンピレーションのない今、1ユーザーとしてこのような企画が立ち上がること自体を嬉しく思います。

 今回はそんな『Symphony Sounds Record 2018 ~from 2003 to 2017~』の収録楽曲と作品の簡単な感想を書いていきます。これを読んで少しでも興味を持って貰えれば幸いです。よろしくお願いします。

 

Symphony Sounds Record 2018 ~from 2003 to 2017~ - Symphony Sounds

詳細や楽曲の試聴はこちら。ほんたにかなえ先生のイラストが眩しいです。

Getchu.com:げっちゅブログ:【SSR2018コラム】第1回 SSR2018誕生秘話! そして、未来へ……

製作者様のコラム。誕生秘話や今後の展開の話など必見。ライブ実現に期待。

 

Symphony Sounds Record 2018 ~from 2003 to 2017~ 感想

 記念すべき1曲目はAlcotの処女作Clover Heart’sから。

 アダルトゲームに少しでも興味を持つ人なら誰もが知っている名曲ですね。ゲーム版では章が進むごとに歌詞が変わる演出が印象的でした。途中に少し長めの台詞パートがありますが、聴いていて恥ずかしい気持ちになるので大抵の人は無い方が好きだと思います。

 本編の方はキャラクターの激しい感情の起伏についていけず、投げ出したくなる箇所が多いですが広い心を持って最後までプレイしましょう。随分前にプレイしたので思い出補正かもしれませんがクリア後の達成感はあります。

 続編に「Clover Day’s」があります。続編といっても直接的な繋がりはないので単体でも楽しめるかと。ToHeartToHeart2の関係と言えば分かりやすいでしょうか。

 因みに僕はこの年の楽曲を『I hope so…』と予想していたのですが、冷静に考えてライブ一曲目の歌詞が「憂鬱が始まる 長すぎる一日が」なのは最悪ですね。

 

 泣きゲーの代名詞CLANNADから。riyaさんの透き通るような歌声と歌詞が見事にマッチしています。これに関しては散々語り尽くされているので今更これ以上言及することもないでしょう。

 ところで、Keyといえば最新作のSummer Pocketsが先月末に発売され大きな反響を呼びました。

 このブログを読んでいるような人ならとっくにプレイしているかと思いますが、平成最後の夏にふさわしい傑作です。必ずプレイしましょう。

Summer Pockets 初回限定版

Summer Pockets 初回限定版

 

 

 きしめんブームからアダルトゲーム楽曲で一番有名といっても過言ではないこの曲が当時の雰囲気を出しつつ現代的なマスタリングを施した特別仕様になって帰って来ました。この曲も有名過ぎて特に触れることがないですね。

 本編も良くも悪くも普通のキャラゲーといった感じで、それ故に曲名しか知らない人が殆どという有様。念のためNursery Rhyme -ナーサリィ☆ライム-」というタイトルは覚えておきましょう。

 因みに、最近だと『冴えない彼女の育てかた♭5』特典CDにて赤崎千夏さん担当のキャラクターによるカバーがされましたが、こちらは発音が良すぎて「きしめん」には聴こえません。

 Lump of Sugarといえばいつか、届く、あの空に。新装版の予約が始まりました。評価の分かれる作品ですがオススメですので是非。

 

 キャッチコピー「幸せ(はぴねす)、足りてる?」で有名なういんどみる出世作はぴねす!のFDはぴねす!りらっくすOPから。リメイク作品のはぴねす!えもーしょん」でも使用されたので聴いたことある方も多いと思います。

 如何にもキャラゲーらしいワチャワチャした曲で今でも聴くとテンションが上がります。最近あまり聞かなくなったけどこういう曲中のキャラ同士の掛け合い良いよね……。

 つい先日、完全新作はぴねす!2 Sakura Celebrationが発表されました。「全てが新しい、けれど全てが懐かしい」を掲げた今作、とても楽しみです。原画はもちろんこ〜ちゃ先生。

 

 秀逸なホームコメディと名高い「世界でいちばんNGな恋」から。先程挙げた「冴えカノ」の作者でもある丸戸史明さんの描く、優しい世界観を象徴する様な歌詞を優しく歌い上げた良曲。作中でくどい程聴かされるのはご愛嬌。

 殆ど話題になりませんでしたが今年の冬にひっそりとリメイクされています。今やるならこちらの方がいいかも。

 ついでに、意外と読んでいない方が多いみたいなので紹介しておきますと、ビジュアルファンブックが発売されています。スタッフ座談会や声優インタビューの密度の濃さに加え、書き下ろし小説はこれを読まずしてNG恋を語れないといった内容。是非。

世界でいちばんNGな恋ビジュアルファンブック

世界でいちばんNGな恋ビジュアルファンブック

 

 

 先日クオリティパッケージ版が発売されたばかりのG線上の魔王から。

 歌手は先程と同じく片霧烈火さんですが、打って変わって本編終盤のハラハラする展開にピッタリのスピード感溢れる一曲。 ライブで盛り上がりそうですね。

 JOYSOUND.で何故か本編の映像が流れることはあまりにも有名。

 

 SAGA PLANETSを一躍有名ブランドとして復権させた新島夕『四季シリーズ』の「ナツユメナギサ」から。

 この曲は個人的にも大好きでクリア後に改めて聴いた時は思わず涙したほど。

いくら時が経っても 色あせない写真を
胸ポケットに入れて 海(ここ)へ来ても

君は許してくれるかな?

 ヒロインの主人公に対する想いが詰まった切ない歌詞をKOTOKOさんの清涼感溢れるVocalで爽やかに歌い上げた名曲です。

 まだプレイしていない方は先述の「サマポケ」と一緒にこの夏プレイする事を強く推奨します。(新島夕のオタク)

はつゆきさくら 通常版 - PS Vita

はつゆきさくら 通常版 - PS Vita

 

 

 10年代最初の曲はFLAT「うたてめぐり」EDから。miruさんの歌声と切ないメロディの相性が最高だと分かる一曲。本編の伝奇物っぽい雰囲気にも合っています。

 FLATのゲームは曲がいいですよね……。『恋の予感』、『to me...』など個人的にも好きな曲が多いです。

 同社の他のゲームでは、最近だと「金色ラブリッチェ」の評判が良かったのでひこうき雲の向こう側」が再評価される流れがくるかと思いましたが流石にそんな事は無かったですね。残念。

 この「ひこうき雲の向こう側」、今ではそんなに珍しいことでもないですがアプリ版があります。

 

 ヒロインが全員爆乳の萌えゲーカミカゼエクスプローラー! 」主題歌。

 未プレイ作品のため特に書くことがないと思いましたが、曲を聴いてみると何故か歌詞を知っているという謎の現象。少し考えてみると、過去に僕が朝から晩まで入り浸っていた個人経営のカードショップでよく流れていた曲でした。入り浸っていた時間を考えると最もリピートしたアダルトゲーム楽曲になるかもしれない……。懐かしすぎる。

 そんな訳で爽やかな曲を聴きながらしんみりとするオタク。どうでもいい話ですね。

 

  • 2012年 Knowing/真理歌

 「俺の彼女のウラオモテ」主題歌。真理歌さんの優しい歌声、心地よいリズム、心に染みる歌詞……最高の一言に尽きます。何度も聴いて心に刻みましょう。

強くなる必要なんてない ありのままで輝いてる

生まれた時からずっと まっすぐ

変わりたいと願った時 もうすでに変わってるんだよ

教えてくれてありがとう 信じたい

 本編は比較的短くヒロイン達の少しめんどくさい性格が可愛いです。ライトノベルを読む様な感覚でプレイするといいかも。

   

 KOTOKOさん2曲目。AXL百花繚乱エリクシル主題歌。個人的にあんまり好きな曲ではないですがライブではこういった曲が盛り上がりそう。

 本編の方も一応最後までプレイしましたが特に思入れがないです。AXLの作品とはどうも相性が悪い。

 

  • 2014年 primal/solfa feat.Ceui

 今では萌えゲーといえばま〜まれぇど。そのきっかけとなったPRIMAL×HEARTS」から。

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 曲単体でも素晴らしいのですが、OP映像では美しいCGと演出が見事に曲を引き立て最高の一言。

 グラフィック、演出、声優どれもが高水準の萌えゲーとしてトップクラスの完成度を誇る萌えゲーの教科書の様な作品です。

 

 スミレ「僕と恋するポンコツアクマ。」OPから。AiRIさんらしいハイテンションな曲です。OP映像で「はるまで、くるる。」等でお馴染みの広瀬まどか先生の描くSDキャラが踊っているのがバカっぽくて良いです。

 本編の雰囲気はOP映像通りなので、先にそちらを観て興味のある方は購入してみると良いかもしれません。Hシーンでヒロインが全員レイプ目になるのが最高。

 FDのタイトルは「僕と恋するポンコツアクマ。すっごいえっち!」。そのまんまですね。

 原画はネコぱらシリーズで有名なさより氏。安定の可愛らしさです。

 

 「恋と恋するユートピア主題歌。本作品唯一の電波曲。こういう正当な電波曲は良いですよね。一度聴くと暫く頭から離れません。

 カラフルでやたらハイテンションなPVに加え、原画があのぺこ先生ということもあり、発売前はそれなりに話題になっていた記憶があります。本編については触れない方向で……。

 

  • 2017年 春音*ベール/Ceui

 最後はNanaWind「春音アリス*グラム」OP。Vocalが同じなのもあり『primal』に雰囲気が近い気がします。Ceuiさんの美しい高音に恍惚。

 本編は文量の割に印象に残る部分が少なくなんとも言えない出来栄え。やたらと生脚を強調する立ち絵が煽情的だったことだけは印象に残っています。

 今秋に続編の「白恋サクラ*グラム」が発売されます。桜を背にメインヒロイン5人がマイクロ水着姿で並び立っているのは壮観。なぜ水着を着ているのかは不明。競女か?

 

 

最後に

 この様に今回はキャラゲー寄りの有名楽曲の収録ですが、今後様々なテーマのコンピレーションアルバムの制作したいとのことで非常に楽しみです。

 コミケ等オタクイベントの定番レーベルとなる事を期待して応援しています。皆さんも予約しましょう。オワリ。