次世代きらら作品「まちカドまぞく」を読もう
前回のどう考えても気が狂っていたとしか思えない記事から約半年も経っていました。月日が経つのは早いですね。(挨拶)
ブログタイトルの様に毎週末に思ったことを記録する為に開設したつもりのこのブログも「いや、それTwitterでよくない?」と放置していたら完全に忘れていましたが、先日TLでフォロワーのはてなブログを見て思い出したので久々に何か書いてみようと思った次第です。
まちカドまぞく
まちカドまぞくで好きなシーンです pic.twitter.com/McQast0j92
— こどまん学園理事長 (@shubni) 2017年12月11日
皆さんは『まちカドまぞく』という漫画をご存知でしょうか?
今回はこの作品について紹介していきます。本当に面白いのでオススメ。
カラフルポップで可愛らしい表紙です。連載は「まんがタイムきららキャラット」。作者は伊藤いづも先生(伊藤いづも (@izumo_ito) | Twitter)。
本書のあらすじは、
ある日、先祖返りをして魔族としての力に覚醒した吉田優子(シャドウミストレス優子)は、光の一族の巫女=魔法少女を倒す使命をシャミ子の先祖リリスから任せられる。シャミ子は、クラスメイトの佐田杏里の紹介で、魔法少女の千代田桃と出会い戦いを挑むが、そんなに強くなったわけではないため呆気なく敗北してしまう。それ以来、シャミ子は桃との勝負や魔族としての務めに悪戦苦闘を重ねて、桃に借りを作り続ける毎日を送っていた。ところが、ひょんなことからシャミ子は桃の力を奪って弱めてしまい、多魔市の平和を守るため協力することになってしまう。
となっていまして、物語は主人公が“魔族大隔世”を起こすところから始まります。これが「週刊少年ジャンプ」でしたらそのまま魔界統一トーナメントが始まってもおかしくありませんが、そこは安心のきらら作品といったところ、基本的にほのぼのとした日常が中心に描かれています。
ですが、魔法少女、呪い、闇落ちなど如何にもオタクが好きそうなワードが飛び交う世界観、綿密に練られた考察しがいのあるストーリー、独特の言語センスによるアップテンポなギャグ、細かく仕組まれた伏線&鮮やかな伏線回収など、通常のきらら作品にはない様々な要素が本作を彩り非常に完成度の高いストーリー4コマとなっていて、きらら漫画を読む人には勿論のこと、普段きらら漫画を読まない人にこそオススメしたい作品となっています。
『次にくるマンガ大賞』2年連続ノミネート&『4コマオブザイヤー』3年連続一位は伊達ではありません。
きららキャラットで連載中の「まちカドまぞく」(著:伊藤いづも)が、「次にくるマンガ大賞2018」にノミネート! きららでは唯一の2年連続ノミネートです。さすがに次はくるのでは? 次っていつだ???
— まんがタイムきらら編集部 (@mangatimekirara) 2018年6月22日
ニコニコ静画で第1話も公開中です!https://t.co/Cmyv6YqvXZ pic.twitter.com/TZMKAvaVXm
そして、この作品の一番の魅力といっても過言ではないシャミ子と桃の関係性。宿敵として出会った二人が徐々に歩み寄り、お互いにとってかけがえのない存在となる様子には思わず涙。
二人の関係性を示すアイテムとしてのぽっきんアイスのシーン。この2つシーンがどんな””意味””を持つのか……ぜひ本編を読んでお確かめください!
最後に
これから間違いなく「まちカドまぞく」ブームがやって来ます。ブームになってからでは遅い!読むべき時は今です!
同著のオンラインRPGコミカライズ「エミル・クロニクル・オンライン」も面白いので読みましょう。オワリ。
エミル・クロニクル・オンライン (アース・スターコミックス)
- 作者: 伊藤いづも,エミル・クロニクル・オンライン,斎藤ゆうすけ
- 出版社/メーカー: 泰文堂
- 発売日: 2015/12/12
- メディア: コミック
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